2006年9月3日

ウイークデーの仕事が忙しかったので、週末は本当にありがたいです。といっても私の週末はほとんど原稿とジョギングで終わります。この秋に新潮社から「びっくり先進国」を文庫化していただくので、表紙のイラストを描き始めました。私は子どもの頃漫画家になりたいと思っていたので、描いたイラストが商品になるのは、とても嬉しいことです。この気持ちは、絵を描かない方にはなかなかわかって頂けないと思いますが・・・・。

昨日は妻の誕生日だったので、ミュンヘン市内、ハイトハウゼンのあるイタリア料理店V・・・・に行きましたが、この町の店としては合格点でした。100年前くらいにできたと見られる店の感じが、イタリアレストランらしい雰囲気で、料理も満足できるものでした。イタリア人の給仕のサービスも及第点。いつかミュンヘンの別の有名なイタリア料理店A・・・へ行ったところ、ボンゴレでアサリの砂抜きが出来ておらず、怒髪天をついたことがありましたが、昨日の店は大丈夫でした。ヤッピー風のドイツ人で、お店は満員。ドイツでは比較的経済状態が良いミュンヘンらしい雰囲気でした。私たちのテーブルの隣の若い会社員たちのグループでは、上司と見られるドイツ人の若者が、1時間以上にわたって1人で偉そうな態度で会社の経営などについて演説をしており、部下たちが聞き入っていました(もしくは聞き入っているふりをしていました)。ああいう上司を持つ部下はかわいそうだなあと思いました。